子ども達のためによい教師を目指し、 よい音楽とリトミックを学び伝えようとする研究団体です。

会員の声

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新入会員の声

今回、初めて参加させて頂きました。
知らない方々とリトミックをするので、少し緊張してお伺いしましたが、とても温かく、和やかな雰囲気にすぐに慣れ、とても楽しく充実した講習会でした。
リトミックは私自身、幼少期から大学1年生まで行っていましたが、教える立場になって、色々と疑問や悩みがあります。経験豊富な講師の先生からあふれ出る表現力を受けられることはもちろん、参加している方々は初心者の学生さんから何十年も指導しているベテランの先生まで様々なので、それぞれの意見交換ができて大変勉強になりました。
自分自身も楽しみながら、リトミック活動を研究できる場所なので、次回も楽しみにしております♪

O・A(小学校教諭)

会員の声(東京支部より)

『リトミックとの再会』

国立音楽大学でリトミックを学び、結婚をしてから自宅で教室を開いて2才児のリトミックを行ったことがありました。
その当時私が行っていたリトミックはダルクローズのリトミックとは少し違い、娘が通う音楽教室で指導者向けの講座を受けて娘のレッスンを見学し、指導法を真似て行うというものでした。
そんなに手のかかるお子さんではなかったように思うのですが、2才児の親子4組のグループレッスンは何だかとても大変で、リトミックの素晴らしさや楽しさを感じる余裕はなかったように思います。そのお子さん達が段々成長してピアノを弾くようになった頃、突然主人に地方へ転勤の辞令。生徒が増えて発表会も開けるようになり、これからという時でしたが教室を閉め、その後ピアノは教えてもリトミックからは遠ざかってしまいました。
あれから24年。3人の娘達は皆社会人となり、私は50代に突入しました。
人生とは実に不思議なものであります。
指導が大変なリトミックと携わることはもうないと思っていたのに、仕事に転機が訪れて昨年春からリトミックと再会することになりました。今度は苦手な即興演奏に取り組み、ダルクローズのエキスを取り入れて幼児が楽しめるようレッスンに色々と工夫を凝らしました。リトミックの依頼を頂いて地域センターや保育園で数回のレッスンをしたり、自宅で教室を開いて親子リトミックをさせて頂いています。
リトミックは準備もレッスンも確かに大変!!でもこちらが努力した分、親も子もみるみる笑顔に変わっていく姿にリトミックのもつ素晴らしいエネルギーを感じています。
昨年九月から本会に入会し、とても楽しく学ばせて頂いております。
二十四年前にはまだリトミックの楽しさや素晴らしさを感じることができませんでしたが、今は違います。リトミックとまた出会えて本当に良かったとしみじみ思う昨今です。
また、リトミックが東京都内だけでなく地方においても活発に行われている事実を知り、大変嬉しく思いました。
これからどんどんリトミックの輪を広げていくのが私の目標であります。

M・I

会員の声(山口支部より)

『保育現場におけるリトミックの素晴らしさ』

保育士会の研修で初めてリトミックに出会い、即興演奏のすばらしさや動くことの楽しさを実感しました。リトミックを保育の現場で生かせたらと思い、現在に至るまで地道に勉強しているところです。
最近の子どもたちの発達傾向を考えた時、集中力に欠け、創造力の乏しさが気になります。当然、イメージをふくらませることも苦手となってきます。
以前の子どもたちは、物事を覚えるのに非常に時間がかかり、教えるのも大変でした。しかし、リトミックを取り入れてからは即興的に動くことを楽しみ、生き生きとした表情に変わってきました。また日常保育の中で、子どもたちのつぶやきに曲をつけて歌うことで、子どもたち自身が作詞をするようになりました。曲作りから詩作りへと発展し、延いては製作意欲に繋がります。このように、リトミックは様々な面においてメリットがあります。
私の保育のすべての基盤はリトミックです。子どもたち一人ひとりの個性を十分に把握し、リトミックでしっかりとコミュニケーションをとります。リトミックが子どもたちに浸透してくると、造形、文字、数字などの学習面はもちろん、生活習慣までが安定していきます。今までの経験から子どもたちの成長を促すには、リトミックが一番効果的であると考えています。
今後の課題として、保育士自身の創作意欲を高め、また子どもたちが心の底から動きたくなるような即興演奏の方法を学び、今まで以上にリトミックを保育の現場に生かしていけるよう、継続して勉強したいと思います。

Y・F(保育士)

会員の声(岐阜支部より)

『50周年の年を迎えて』

岐阜支部は私の本務の多忙さから、3年間支部活動をお休みさせていただき、皆様にはご心配やご迷惑をお掛けしております。
岐阜支部創設20周年を迎えた2009年には、初代支部長でいらっしゃいます浅野多恵子先生の、わかたけ保育園、みそぎ保育園の全面的なご協力をいただき、素晴らしい園舎を会場に、本部講師の石井亨先生の充実したリトミック研修会、また会員や保護者の皆様もご一緒に、園児リトミックの実践と20周年記念を終えることが出来ました。これも一重に会員の皆様のお力添えと重ねて御礼申し上げます。
本年は、全日本リトミック音楽教育研究会50周年という記念すべき年を迎え、あらためてここまで充実した活動を築きあげてくださった板野平先生をはじめ、歴代の諸先生方、また研究会の皆様方のご尽力に感謝と敬意を表す次第でございます。
これからも、リトミックを通して次世代を担う子ども達の、豊かな人間性が育ちますことを心から願っております。

岐阜支部長 岡田 泰子

会員の声(金沢支部より)

『2012年の私より2013年の私への向上』

私は大学を卒業し、リトミック教育に携わるようになってちょうど10年になります。「うまくできないできない!」「リトミックの指導は私には向いてない」「なんでリトミックをしているんだろう」と思うこともありました。そんな10年を振り返ると、「できないできない」と思っていたことが、少しできるようになり、また次に「できないできない」と思ったことが、少しできるようになり、よく教育現場で目にする「らせん状に描かれた階段」を私自身がリトミック教育に携わることで歩んでいることに気がつきます。「私には向いていないのかもしれない」と思っても、大好きなリトミック。「なんでリトミックをしているんだろう」と、どんなに行き詰っても、やめなかったリトミック。そして、もっともっと学びたいと強く思うリトミック。こんな気持ちになれるのは、自分一人で歩んでいるのではなく、指導してくださる先生や一緒に学び活動している仲間、そして一緒にリトミックをしている子どもたちの笑顔があるからです。
ヒトは一人では生きていけません。自分を良く知るためにも、自分をよりよい自分に創造していくためにも、他人という存在はなくてはならない大切で有り難いものです。その他人と「関わる」ということにおいて、リトミック教育は音楽教育という垣根を越えて、様々なアプローチを可能にしてくれる教育法であると思っています。特に幼児期は、他人と関わることによって人生を生き抜いていくための諸能力を養っていく大切な時期です。音楽を聴くと楽しい!!動くと楽しい!!お友達と一緒はもっと楽しい!!というキラキラした声がリトミックをしている時の子どもたちの姿から聞こえてくるようです。
2013年の私の率直な目標は、「2012年の私より2013年の私への向上」です。今、私には、学ぶことができる空間・時間があり、そして素敵な先生たちがいます。そして、その学びを自分自身の中に貯めて、子どもたちと一緒に放出することができます。「学び」と「実践」を両方できることは、私にとって有り難く大切なことです。「学び」と「実践」を両方とも充実させることができるよう、一つひとつの課題に丁寧かつ怖がることなく向き合っていこうと思います。
まだまだ続く、大好きなリトミック修行です。

連(むらじ) 桃季恵

会員の声(仙台支部より)

『少ないことは、いいことだ(?)』

大震災からまもなく一年。私の周囲は何ごともなかったかのように生活していますが、まだまだ大変な場所、大変な思いをされている方々がたくさんいます。大変だった事を忘れず、二度とない事を願う毎日です。
さて仙台支部は少人数で、とても暖かい雰囲気で研修をすすめています。少人数にもかかわらず長年、江崎先生にご指導いただき、今は坂本先生にご指導いただくという大変幸せな支部です。
かなり前ですが、私が東京支部に参加させていただいていた時、年配の方にもかかわらず軽やかにステップをふみ、すばらしい表現をされていた方がいました。「私もあの方のように、長くリトミックを続けたい」と思いつつ頑張りもう還暦(笑)。なのに表現まだまだ…。東北人の内向的な面が邪魔しているような?私だけかな…?そんな私を楽しく付き合ってくれるのが仙台支部のやさしいメンバーです。
私たちには、決まった研修会場もありますし内容も充実、補助の先生方もすばらしいリトミックの先生方です。坂本先生にも、一人ひとりとても細やかな指導を受ける事ができますし、いろいろな相談にもお応えいただいています。(ただ、少人数なので苦手なピアノの順番がすぐまわってきますが…苦笑)このように、大変恵まれた環境の仙台支部ですが、どのようにすれば多くの方々へリトミックのすばらしさを伝え、共に学ぶことができるのか…これからの一番の課題です。
最近、研修会の度に嬉しい事があります。それは支部長さんからおいしいお菓子をいただきま~す。
もう幸せ倍増! さあ!がんばるぞ~リトミック!

どんくま

会員の声(名古屋支部より)

『リトミック と 私』

名古屋支部では、年に7回の研究会を開いています。
昨年は初めて会員有志によるリトミックの発表会を、一般の方や親子さんを対象に行いました。そして、来場の子どもたちといっしょにリトミックを楽しみ、保護者の皆様には理解を深めて頂きました。
会員同士、発表会の練習をする中で、長年活動していらっしゃる先生方や、意欲的な若い会員と交流も深まり、団結心が強くなりました。少しでも多くの方に、発表会を見てリトミックに興味を持って下さればと願います。
私は会員の先生方といっしょに、ジョイフルリトミック(大人のリトミック)教室を15年ほど指導させて頂いています。開講当時から通っていらっしゃる方も多く平均年齢が、80歳を越えているクラスもあります。そのクラスの中には2回も大病されましたが、奇跡的に回復され今も元気に通っておられる方や、ある方は「家を出る時は足取りが重かったのに、(レッスンを)終わったあとは なんとなく体が軽くなり、シャキッとして帰れるね。」と言われます。高齢になれば動きはゆっくりになりますが、健康のために続けていらっしゃいます。年をとってもはつらつとした姿を見ていると私も元気をもらいます。
リトミックと出会って25年程になりますが、今日まで続けてきて本当によかったと思います。もっと早く知っていたらよかったのにとも思います。これからも体が動く限り、続けていくつもりです。
巳年は“新しく伸びる年”だそうです。全日本リトミック音楽教育研究会がさらに発展し、盛り上がっていきますように、会員の一人として皆さんと一致協力していきたいと思います。

幸田 順子

会員の声(千葉支部より)

『リトミックで溢れる日本に…』

昨年は、全日本リトミック音楽教育研究会の方々と出会えて本当によかったです。
世間では様々なリトミックが溢れていて、混乱してしまうのですが、全日本リトミック音楽教育研究会はとても軸がきっちりとされていて、まっすぐな方針があり、先生方はもちろん、勉強に来られている方がたのモチベーションもすごく高いので、とても勉強になります。
リトミックは生活すべての根底にあるもので、歩く、走る、飛ぶ、音楽を心と体で楽しむことなど…、人生 をより楽しく充実させられるものだと思います。
自分が子供の頃は、淡々とピアノの教室で技術だけを習い、音楽を心から楽しむということは習わなかった気がします。今思えばちょっと残念でした…だから、リトミックがより普及していけば、音楽を好きな人がもっと増えると思います。 小さいうちに習い事をはじめ、幼稚園、学校、お年寄りの方までも、みんながリトミックに触れあえるようになればいいなと思います!
全日本リトミック音楽教育研究会のみなさんから刺激を受け、自分もより深いところでのリトミックを広められるようになりたいです!こらからも頑張りますので、末長くよろしくお願いします!

K.M.

会員の声(広島支部より)

『リトミックは「音楽のアゴラ」』

NHKのFM放送に「音の風景」という番組があります。この番組は、日本全国の様々な生活に根づいた、音だけの世界に連れて行ってくれます。
心を揺さぶる音の数々は、行事では「熱気球、大空へ〜佐賀〜」、紀行では「峠の力餅〜山形〜」、海外では「クリスマスの街角〜ニューヨーク〜」、伝統では「手道具の使い手たち〜広島〜」、人では「下町の駄菓子屋さん〜東京〜」、名所では「都会のオアシス等々力渓谷〜東京〜」、自然では「坊ガズルの春〜大分〜」、動物では「豪快!オオジシギの急降下〜長野〜」、乗り物では「デハニ50系体験運転〜島根〜」、そして、その他では「商船最後の浸水式〜兵庫〜」、人々が集まるところ、自然が息づいている場所、機械の動く音、動物の鳴き声 ……など、音に耳を傾ける楽しさ、人が音と関わって生きることの意味を感じさせてくれます。 
リトミック教育は、音楽をより豊かに表現するために、音を感じ取る感性と自由に表現できる心と体の感覚を育てていきます。その源は、まさに生活の中にあると言っても過言ではないでしょう。
生活の中で育んだ音楽表現に必要な感覚を生かして、あなたの素晴らしい音楽の世界を創り、「音楽のアゴラ」を魅力あるものにして欲しいと願っています。

広島支部長 柿本 因子

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